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戦国BASARA(非公式)twitterまつfanbot取り扱い説明 戦国BASARA好きによる趣味なfanbotです。 前田軍・まつ風に話したり、ゲーム内の台詞をつぶやきます。 twitterID:matsufan_bot 現在状態:動作再開(一部動作確認済) 地震などの影響もあり、自重させていただいておりましたが、その前から動いてないことが多かったようで 申し訳ありません。 通常発言 現在15分毎程度でゲーム内の台詞をランダムでつぶやきます。 フォロー・リムーブについて 半自動フォロー・半自動リムーブになっています。 フォローしただけではフォロー返しされません。 フォローして欲しい場合は「まつ様フォローして」とbot宛にリプライすると数分でフォローされます。 リムーブして欲しい場合は「まつ様リムーブして」とbot宛にリプライすると数分でリムーブされます。 フォロー解除のみではリプライされ続けるので必ずブロックかリムーブをお願いします。 管理側もたまにチェックしてbotのみの片思いの場合手動でリムーブしていきたいと思います。 会話TL反応あり(増えていく可能性あり) 挨拶系 「おはよ」「おやす」「ただいま」「行ってきます」などに反応します。 この言葉が入っていれば崩しても反応します。 いくつかひらがな反応なども対応させています。 ex)「おはよー」「おやすー」「おやすみなさい」など 単語 「ありがとう」「ねむい」「こわい」「すき」「おなかすいた」などに反応します。 これ以外もありますが、探してみてください。 武将系 戦国BASARA2までの武将の名前に反応したりします。 たまに野菜の名前でも反応したりしますがご了承ください。 会話リプライ反応のみ(増えていく可能性あり) 基本的にTL反応のあるものはリプライ反応もあります。 お願い系 「叱って」「褒めて」「癒して」などに反応します。 食材系 「○○欲しい?」「○○食べる?」「○○飲む?」という言葉に反応します。 しかし、○○の前に文章があるときは「、」「。」で区切ってください。 ex)「犬千代様が好きだったよね。お米食べる?」 おまけリプライ反応のみ おまけ 「バサラくじ」とリプライすると今日の運勢を教えてくれます。 (ただいま作戦を練っている段階なため、現時点では運勢のみになります) まつじゃんけん:訓練・特訓!(試作品) 「まつじゃんけん」か「いざ尋常に、勝負」というとはじまります。 まず、この3匹はぱーちょきぐーと考えておkです ぱー=太郎丸 ちょき=次郎丸 ぐー=三郎丸 太郎丸<次郎丸 次郎丸<三郎丸 三郎丸<太郎丸 ここからが少しややこしい 五郎丸はぱーちょきぐー全てに勝ちますが、四郎丸には負けます。 四郎丸は五郎丸には勝ちますが、ぱーちょきぐー3匹には負けます。 太郎丸次郎丸三郎丸<五郎丸 太郎丸次郎丸三郎丸>四郎丸>五郎丸 勝ち負けはまつ様が判断してくれるのでそんなに気にしないで遊べるとは思います。 まとめ(ex:太郎丸を出すと次郎丸が勝つ) 太郎丸の場合 負:四郎丸・三郎丸 勝:次郎丸・五郎丸 次郎丸の場合 負:四郎丸・太郎丸 勝:三郎丸・五郎丸 三郎丸の場合 負:四郎丸・次郎丸 勝:太郎丸・五郎丸 四郎丸の場合 負:五郎丸 勝:太郎丸・次郎丸・三郎丸 五郎丸の場合 負:太郎丸・次郎丸・三郎丸 勝:四郎丸 リプライ終了 「会話終了」と発言するとリプライを返さなくなります。 更新 更新情報 2010.08.19 クローズ解除 2010.08.18 まつfanbot起動 お世話になった製作者・サイト様 プログラミングができなくても作れるTwitter Botの作り方 bot制作のベースを作ってくださった神。 戦国BASARA2のセリフ収集Wiki 戦国BASARAの台詞集をまとめてくださった神。 質問 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? 質問 何かあれば管理@toamrinまで
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Beyond the Bottomは、アニメ『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』の楽曲である。 目次 概要 作家情報 クレジット 試聴動画 収録CD一覧 配信情報 概要 2015年に放映された劇場版『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』の主題歌。田中秀和が作曲・編曲を担当した。
https://w.atwiki.jp/craford/pages/19.html
設定画面 beyondの設定画面は、既存のツールにあわせて、プロフィール画面上に配置されています。 ただし、初期設定は原則必要なく、インストールと同時に機能が発動するようにしてあります。 ツール設定画面へのリンク クリック後に開く設定タブ
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資源タイマーを追加(初期値オン)資源タイマーを表示します。名声増加タイマーはありません。 プルダウンメニューを差し替える(初期値オン)運営のプルダウンメニューをbeyond独自のものに差し替えます。
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シナリオ攻略 第56話 『BEYOND』 勝利条件 初期 レグナントの撃墜。 レグナントの撃墜 ガデッサ、またはガラッゾの撃墜。 ガデッサ、またはガラッゾの撃墜 リボーンズガンダムの撃墜。 敗北条件 初期 味方戦艦の撃墜。 刹那、またはティエリアの撃墜。 ガデッサ、またはガラッゾの撃墜 味方戦艦の撃墜。 刹那の撃墜。 SRポイント獲得条件 3ターン以内に他の敵を全滅させた後、レグナントを撃墜する。ただし、アルケーガンダムは倒していなくてもよい。 初期配置・増援 初期 初期味方 プトレマイオス2(スメラギ) 初期味方 マクロス・クォーター要塞艦型(ジェフリー) 初期味方 母艦選択×1 初期味方 ダブルオーライザー(刹那) 初期味方 セラヴィーガンダム(ティエリア) 初期味方 出撃選択×22 初期敵 ユークリッド(モビルドール)×16 初期敵 アヘッド(アンドレイ) 初期敵 アヘッド(モビルドール)×24 初期敵 アルケーガンダム(サーシェス) 初期敵 レグナント(ルイス) レグナントの撃墜 味方援軍 ガンダムエピオン(ミリアルド) 味方援軍 ランスロット・アルビオン(スザク) 敵増援 ガデッサ(リヴァイヴ) 敵増援 ガラッゾ(ヒリング) 敵増援 エンプラス(量産イノベイド)×8 敵増援 ガガ(量産イノベイド)×30 ガガ15機以下 敵増援 ガガ(量産イノベイド)×20 ガデッサ、またはガラッゾの撃墜 敵増援 リボーンズガンダム(リボンズ) 敵増援 エンプラス(量産イノベイド)×8 敵データ 初期敵 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ユークリッド モビルドール 66 (10600) 6(-) 3700 7 16 - 陽電子リフレクター アヘッド アンドレイ 66 (22000) 6(3) 10000 20 1 - EN回復(小) アヘッド モビルドール 66 (12800) 6(3) 4000 8 24 - EN回復(小) アルケーガンダム サーシェス 67 (43000) 7(5) 16000 28 1 - 極気力限界突破底力L9EN回復(中) レグナント ルイス 67 (47000) 8(4) 17000 26 1 - 極気力限界突破底力L8MAP兵器GNフィールドEN回復(小)、刹那を狙う 敵増援1 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ガデッサ リヴァイヴ 67 (44000) 8(3) 16000 28 1 - 天才EN回復(中)ロックオンを狙う ガラッゾ ヒリング 67 (43000) 4(4) 16000 28 1 - 天才GNフィールドEN回復(中)アレルヤを狙う エンプラス 量産イノベイド 66 (19000) 7(4) 5500 10 8 - 天才GNフィールドEN回復(中) ガガ 量産イノベイド 66 (9000) 4(4) 4000 6 30 - 天才EN回復(中) 敵増援2 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ガガ 量産イノベイド 66 (9000) 4(4) 4000 6 20 - 天才EN回復(中) 敵増援3 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 リボーンズガンダム リボンズ 90 (99000) 8(5) 21000 36 1 ハロ 天才、極気力限界突破2回行動EN回復(中)MAP兵器刹那を狙う エンプラス 量産イノベイド 66 (19000) 7(4) 5500 10 6(8) - 天才GNフィールド イベント・敵撤退情報等 EP毎にランダムで味方ユニット3機(Normal)or5機(Hard)が現在HPの30%分のダメージを受ける。 レグナントのHP17000以下?でイベント。プトレマイオス2撤退。 レグナント撃破でイベント。中央から北に敵増援1。東に味方援軍。味方援軍は気力+20。刹那にスキル「イノベイター」追加。刹那の気力最大。アンドレイが残ってる場合、撤退。 ガガ15機以下で北西に敵増援2。無限増殖なので撃墜数を稼ぐにはうってつけ。 ガデッサ、またはガラッゾの撃墜でイベント。北東にプトレマイオス2復帰(SP全回復、気力最大。HPは回復しない)、セラヴィー撤退。北に敵増援3。 リボーンズガンダムは、リボンズの気力105で、イベントの砲塔から東に3、北に5の位置に出現。(ガデッサの東1、北5の位置) エンプラスは、リボーンズガンダムの東3南3(ガデッサの西2北2)の隣接4マスと、西3南3(ガロッゾの東2北2)の隣接4マスに、合計8機出現。 MAP上のガガは全て撤退。 以降EP時のランダム攻撃を受けることが無くなる。 なお、MAP兵器でガデッサorガラッゾ撃墜時にガガも同時に撃墜し、ガガの数が無限増援の数を満たした場合、リボーンズ登場の後にガガの無限増援の名残が現れる。ヴェーダ奪還後になるのでシナリオの不具合の一つか 攻略アドバイス (SRポイントを取得する場合)3EPのガガ集団特攻&エンプラスの追撃をどう耐えるかがポイントになるMAP。 イベントの砲撃ダメージはEP開始時に発生するうえ、EPのAIの行動パターンに不確定性があるので、味方機が落とされる危険がある。ロジャーを出撃させておくと安心。 ストーリー的にも、リヴァイヴ&ヒリングの攻撃対象を誘導するためにも、ロックオンとアレルヤを出撃させておくとよい。強制出撃機体との信頼補正も得られる。 MAP難易度の調整のためか、ボスはいずれもそれほど強くはない。 マクロス系のメサイアを出撃させておくと、1PPからMAP兵器のMDE弾を固まっている4体に効率的に当てられる。その後も、出現直後の敵増援3や、援護防御崩しに使える。 範囲型のMAP兵器を持つ味方ユニットを、初期配置の東または西に配置しておくと、2PPにMAP兵器を使いやすい。 難易度Hardだと、イベントの砲撃ダメージが1EPにつき5回。修理ユニットだけでは間に合わない。修理ユニットは最低でも3体は出しておき、修理の優先順位を考えること。底力持ちのスーパー系は、後回しにするとよい。 「信頼」などの回復系精神コマンドも有効。 初期敵のアヘッドは、見た目よりも命中率・攻撃力が高いので油断しないこと。 1EPの敵の行動は、パターンが読みづらい。HPが最も低い味方ユニットを狙ってくるとは限らない。アヘッドが、射程内にいるHPが低い味方ユニットではなく、移動して別のユニットを狙ってくることがある。 ユークリッドが、射程内に攻撃できる味方ユニットが存在するにもかかわらず、移動だけで攻撃してこないこともある。 アンドレイ・ルイス・サーシェスは、1EPから動き始める。 プトレマイオス2は、復帰時に全員のSPが全回復するので、「信頼」「期待」「再動」「祝福」「脱力」「かく乱」「応援」「分析」などを、使えるだけ使ってよい。SRポイントを狙う場合、3PPまでには一時撤退することになる。 一時離脱時にプトレマイオス2のHPが減少している場合、復帰してもHPは回復していない。復帰時の位置も、味方機とは離れている(MAP北東)ので、一時離脱前に、調子に乗って無理をさせないように注意。 トランザムを使用した状態で一時撤退した場合、復帰後にトランザム状態が継続している。トランザムの効果が切れると、再度の発動はできない。 モビルドールは、援護攻撃2、援護防御2を持つので、互いに隣接し合ったときはMAP兵器をうまく使おう。 ルイスは刹那を狙う。サーシェスは、特定の味方を狙ってこないようだ。サーシェスは、普通にHPの低い味方ユニットを狙いやすい。EP前に「直感」や援護防御などで対策を。 サーシェスに「脱力」をかけてもよいが、気力が上がりやすいうえに気力限界突破を持つので、効率はあまり良くない。 2EPでのSRポイント取得も十分に可能だが、そうすると敵増援1への対処が厳しくなる。レグナントのMAP兵器が怖いが、ルイスは刹那を狙うので、おそらく2EPにMAP兵器は使ってこない。ルイス撃墜は、3EPに回したほうがよい。 敵増援1のガガは、3PPに出現させた場合、3EPに動き出す。敵増援2のガガは、3EP中に出現した場合、そのEPでは動かない。 敵増援1のエンプラスも、3PPに出現させた場合、3EPに動き出す。イベント砲撃&ガガの集団特攻で弱った機体が攻撃されると危険。 敵増援1出現直後に「かく乱」を使っておくと、かなり楽になる。 HPが低く、弱い味方ユニットは、援護防御を受けられるように配置しておくとよい。援護防御できる機体を混ぜて、適当に味方機を固めて配置するだけでも、かなり有効。 ガガの攻撃は当たるとガガが自爆するため、資金やPPなどが惜しいなら出来る限りPP最初の方に増援を出現させ、攻撃を受けないうちに撃墜していくこと。ガガに攻撃を命中させられた場合、反撃も不可能で即自爆。 ガガの攻撃はバリア貫通のため、VPS装甲以外では軽減できないので注意。 ガガは隣接すると援護防御発動はもちろん、信頼補正で命中・回避がUPする。自軍が育っていないと「かく乱」を使用しても当てにくいので注意。 敵増援2の無限増殖で稼ぐ場合、2回目以降は同じ場所に出現するため、ガガ同士が隣接することになり、援護防御されるので注意。EPのランダム攻撃が延々と続く上、この後リボンズ戦も控えているので、ここで稼ぐつもりならMAP兵器、修理、補給、SP回復等それなりの準備を。 ソレスタルビーイングの地形効果(HP回復10%、EN回復10%)を利用すれば弾数制武器以外は気力低下なく回復可能。 敵増援2の無限増殖で稼ぐ気がなくても、普通にプレイしていれば、敵増援2は一回は出てしまう。敵増援1のガガは、すべて撃墜or自爆するつもりで進めるとよい。ガラッゾorガデッサを撃墜することにより、敵増援2は一切交戦せずに撤退させることが可能。ステージクリアを優先するなら、これが安全。 ガラッゾ(ヒリング)&ガデッサ(リヴァイヴ)は、いずれもガードと見切りのスキルを持っているが、「脱力」をかけずに気力150の状態でも、十分にダメージは通る。SPを節約してもよい。とはいえ、後に控えるリボンズは「極」がある程度でそれほど強くない(「直感」で対処可能)ので、速攻でガラッゾ&ガデッサを撃墜したいなら、両方の気力を130以下に下げ、ガードスキル発動を封じてしまうとよい。 ガラッゾorガデッサを倒すと敵増援3が出現するが、残されたもう一方が撤退するわけではないので、勘違いしないように。 ガガ無限増殖稼ぎ攻略10段階改造のMAP兵器だけだとあと一息でHPが残るのがほとんど(ノーマルならば、10段階改造+キラがAB取得済みのスーパードラグーンで、ギリギリ魂をかけずとも撃墜できる程度のHP)なので、MAP兵器で荒稼ぎをするのであれば気力限界突破やスラスターモジュールを付けておけばより確実。セツコやラクスのABも有効に使おう。 ガガは刹那やティエリアのABの対象。ティエリアはイベントで離脱する前に存分に使い倒そう。 EPでいくなら、連続ターゲット補正無効のクワトロのABを使おう。ターンエーに乗せて手刀を振るわせれば、まさに無限稼ぎができる。 命中や回避が心配なら増援のミリアルドのAB(味方の命中・回避+15%)を発動させよう。魂のMAP兵器ならすぐにエースまでいける。 中央右位にガンダムDXを置いておけばサテライトキャノン1回で10機は落とせる、有効に使おう。 リボンズは2回行動で極で天才だが、底力も精神耐性もなく、気力105からスタート。しかも刹那を狙うので、それほど苦労しない。高レベルの底力が、どれだけやっかいな敵スキルなのかを、あらためて実感できる。 リボンズの行動パターンは読みやすい。例えば、刹那でMAP西に誘導すると、簡単にソレスタルビーイングの地形効果の外に出せる。 難易度Hardの場合、リボンズはエースボーナス「ガンダムと名の付く機体に搭乗している場合、与ダメージ1.2倍」を所持。要するにダメージ1.2倍。 リボンズが底力を所持していないため意外とあっさり撃墜できてしまうので特殊セリフを楽しみたい場合は注意が必要。 戦闘前会話 初戦闘 刹那、ロックオン、アレルヤ、ティエリア、スメラギ(撤退前)、アルト アンドレイ アレルヤ ルイス 刹那 サーシェス 刹那、ロックオン リヴァイヴ 初戦闘 ヒリング 初戦闘 リボンズ 刹那、ロックオン、アレルヤ、スメラギ、カミーユ、クワトロ、アムロ、ヒイロ、ガロード、ロラン、シン、キラ、クロウ 隣接シナリオ 第55話 『アナタノオト』 第57話 『ゼロ・レクイエム』
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Beyond◆WDKcDkBO8c 何の含みもない微笑を浮かべたその顔は、まるでまだ生きているかのように清々しく、また美しくさえあった。 やることをやり、成し遂げた表情。少なくともハクオロにはそのように見えた。 まだ薄く開いた目を静かに閉じてから、呆然とトウカの遺体を見つめている園崎魅音へと目を向ける。 短く息を吐き続け、硬く口を閉ざしている。疲労と人死にの衝撃が一体となって押し寄せ、精神的に疲弊しているのだろう。 自身も何も感じていないわけではない。寧ろ無情にも命を奪った白い怪物――確かミュウツーといったか――への怒りを露にして追撃を開始したい気持ちではあったが、まだそうするわけにはいかないと戦の指揮官としての自分が言っている。 トウカから譲り受けた剣の、へばりついてまだ固まってもいない彼女の血が、道を違えるべきではないと叫んでいる。 自分は命を預かっただけに過ぎない。トウカという人の生き様、在り様、それらを伝えていかなければならない義務を背負っただけだ。 今に始まったことではない。トゥスクル、テオロ、ソポク……様々な人々の犠牲の上に己の存在があることは重々承知している。 生きることは、既に義務と同義だった。血で血を洗い、憎しみや悲しみが連鎖する戦国という時代で、人を殺してまで生きる理由。 受け止める。誰かの怒りも哀しみも、力に変えて進む。それが上に立つものの義務だ。 そうすることで、エルルゥやアルルゥ、他の仲間達を守っていけるのだから…… 熱した感情を徐々に冷まし、己の体内にトウカの意思が塗り込められていくのを知覚して、ハクオロは言葉を発する。 「荷物をまとめるぞ。こんなところで立ち止まっている時間はない」 冷えた鉄のような言葉。思った以上に低くなっている声に、魅音が体を震わせたのが分かった。 が、特に動くでもなく、小刻みに視線を揺らすだけだった。 様子が変わって別人のような冷たさを宿したハクオロを怖がっているようでもある。 一つ息を吐いたハクオロは、なら一人でやるとトウカの手荷物から支給品を取り出し、魅音と自分の両方のデイパックに選っていく。 「ちょ、ちょっと待ってよ」 意を決したかのように、それでもまだ距離を残しながら魅音が声を出す。 「トウカさん、お墓を作ってやらなくっていいの? だって、あんなに大切な仲間だって……野ざらしなんて、あんまりだよ」 「時間がない。第一、墓を作るのは手間がかかる。我々には穴を掘る道具だってない」 「そりゃ、そうだけど……でも、こんなのって」 納得がいかないという風に魅音は語調を弱めながらも、何か反論の糸口を見出そうとしているようだった。 誰よりも大切な仲間。そのことを語っていた魅音の優しい顔を思い出す。 彼女からすればこのままにしておくことは出来ないのだろう。自分も、魅音自身をも命を賭してまで助けてくれたひとへのけじめとして。 だが、トウカの死を無駄にしないためにも自分達は早急に仲間を集め、殺し合いに立ち向かわなければならない。 トウカに拘って、エルルゥやアルルゥのような力無き者を守れないのではそれこそトウカに叱られてしまう。 背を向けたままから、ハクオロは魅音へと向き直って表情を見据える。 顔をぐしゃぐしゃにして今にも崩れそうな魅音と、使命のうちに己の感情を律する自分。 仲間という存在に対して共通の見解を持ちながらも、一方では違った解釈をする二人の人間の姿があった。 「我々は先に進まなければならないんだ。自分だってトウカをこのままにしておきたくはない。だがここで手をこまねいていてはこの瞬間にもまた誰かが命の危険に晒されているかもしれない。それは自分の仲間……もしくは、君の仲間かもしれない」 思い出したのだろうか、魅音がはっと息を呑むのが見て取れた。 しかしすぐに口をへの字に結んで、まだ反抗する瞳をこちらに寄越す。 ハクオロは目を逸らさず、それをじっと見つめる。 「理屈ではそうだって分かるけど……でも、本当にこれでいいの? トウカさん、こんな勝手なことしてた私に命張ってくれてさ……申し訳が立たないよ、このままじゃ…… ひょっとしたらこういうことで時間をかけるっていうのはトウカさんだって望んでいないかもしれないけど、私の我侭かもしんないけど、でも、意思を継ぐっていうのはこういうことじゃないと思う…… 理屈だけで受け止めるんじゃなくて、その先のもっとなにか、上手く言えないけど、ちゃんと誠意を示してあげないと、って思うんだ」 礼には礼を尽くす。それが私のやり方だ――そう伝えた魅音は、不安を内包しながらもこの言葉は決して間違っていないという意思をハクオロに見せた。 誠意、という言葉にハクオロの心がぐらりと傾く。 うっかり者と揶揄されながらも、それでも誠実に己の忠義に生きようとしたトウカの姿。 真っ直ぐで曲がったことなど知りもしない、ただ実直なだけのトウカが脳裏に思い出される。 それを自分は、ただ言葉だけで受け取ってこの場に捨て置こうとしているのではないか。 こうするのが理屈では正しく、そうしないと助けられないと分かった風になって? そう思いながらも、だがトウカはもう死んだと、戦の世界に生きる冷徹な自分がいるのも感じていた。 今は一刻も早くこの殺し合いを打開するための仲間を集めるべきで、死者の弔いはその後。 感傷に囚われて本当に守るべきものを守れなくてどうする? 自分が行動しなければならないのだ。上に立つものとして…… 「……そうか。なら、自分は行くぞ」 自分の考えを振り切るように、ハクオロは魅音との別れを告げ、自らのデイパックを抱えて立ち上がる。 このまま時間を浪費するわけにはいかない。気が引けるが、魅音はここに置いていく。 全てを守るために別れてしまう。矛盾していると思いながらも、この選択しか出来ない。 結局、自分と魅音の選択が違っただけだ。そう断じて、ハクオロは目を伏せながら魅音の横を通り過ぎる。 「トウカの装備は均等に分けておいた。あの白い奴を吹き飛ばした武器はお前が、残りは自分が持っていく。いいだろう?」 「私は、残るよ。ごめん、行くなら先に行って」 持ち物には目もくれていない。ただトウカに対してだけの思いが、今の魅音の全てのようだった。 でもさ、とハクオロに続けた魅音の声色は、完全に拒絶し、決別したものではなかった。 「考え方は違ったけど、私達はまだ仲間だよ。また後で合流して、アイツをぶっ飛ばしてやろうよ、ね?」 「……そうだな」 その思いはハクオロも同じだった。屈託のない笑みを向ける魅音に、ハクオロも微笑を含んだ声で返す。 お互いにそれが分かっていながらも、心のうちを言葉に出し切れず、こうした結末になってしまう。 不器用に過ぎるとハクオロは思いながらも、このわだかまりを吐き出す気にはなれなかった。 その理由はきっと、今もこうして迷い続けている自分の心が、この決断でいいのかと問いかけている自分がいるからだろう。 離れてしまえばいい。遠くにある、次の戦を考えていれば、その迷いもいずれは薄れる。 その時にきっと、自分の出した結論に納得が出来るのだ。……魅音も、同じに違いない。 仮面に隠れる自分の素顔はどうなっているのだろう、とハクオロは思う。 もし素顔を見られて、魅音が何か言ってくれていたら、何か変わるものがあっただろうか。 ――いや、きっと変わりはしないだろう。 自分の中に数多の者の死がある限り、きっと自分はこのままだ。 真の豊かさ、平和を勝ち取るために怒りも哀しみも受け入れて進むことを義務とした自分がいる限りは…… 内省の時間をそれで締めくくり、ハクオロは森の中を線路沿いに歩き出した。 * * * ハクオロが去り、まだ夜明けにも達していない森には魅音だけが残される。 森の外では何分かを周期に電車が行ったり来たりをしていたが、流石に自分が見つかることはないだろうと思う。 闇に慣れなければ森の中はよほど暗く、足元さえ覚束ない。 こんな寂しいところにトウカを埋めるのかと思いはしたが、かといって墓地がこの会場にあるわけじゃない。 病院には霊安室はあるだろうが、あくまでも安置しておくためのものだろうし、埋葬にならない。 そもそも、そんなところまで運んでいてはトウカの遺体が傷むだろうし、死者を晒し続けるというのは無礼に過ぎる。 ここに埋めようと思い立ってから数分、まずはどうやって穴を掘るかを考える。 ハクオロの言うとおり、こちらには何も穴を掘る道具がない。手で土を掻き出すという作業をやっていてはいつまで経っても終わらない。 何でもいい、穴を掘る道具はないかと魅音はデイパックの中を漁る。 新しく追加されたものにはハクオロが宣言した通り、白い怪物――ミュウツーを吹き飛ばした貝殻のようなものがあった。 あの威力なら地面にクレーターを作ることも不可能ではないだろうが、それを使ったトウカが戦闘不能になっていたことを思い出す。 ミイラ取りがミイラになるってか。意味違うけどね。 使用に慣れていなければ自爆するかもしれない。そうなってはたまらないので他を当たろうとしたが……それまでだった。 他には自分が使っていた空気ピストルがあるのと、地図、コンパス、食料エトセトラがあるくらいで穴を掘れそうなものは皆無。 ダメか、と嘆息しかけてすぐに空気ピストルならどうだと考えてみる。 声を出してしまうのが問題点にはなるが、贅沢は言えない状況だ。 空気ピストルを手に嵌めて、地面に向けてその筒先を向ける。 すぅ、と大きく息を吸い込んで気付かれるのではというのを憚ることもなく魅音は叫んだ。 「バン! バン!」 だが、空気ピストルの放った空気弾は砂や木の葉を散らすばかりで到底地面に穴を空けるに至らない。 1、2発では無理かと思い、続け様に叫ぶ。 「バン! バン!」 しかしまるで効果もなく、魅音の叫び声だけが空しく木霊する。 バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! バン! 肺から空気を搾り出し、喉が枯れそうなほどに声を出し尽くしても人が納まるほどの穴どころか、拳一つほどの穴でさえ空けられない。 「バ……けほっ、けほっ……!」 なおも声を出そうとした魅音だったが、出し続けた口腔は乾ききって掠れたような音と咳だけを残して息苦しさだけを魅音に伝えた。 呼吸が荒くなり、どれほど息継ぎもせず叫び続けていたのだろうと魅音は思った。 だが考えるのも億劫になり、近場の木の幹へと寄りかかってへたりこむ。 その視線の先では、空気ピストルの影響で舞い上げられた粉塵がトウカにかかって、その顔をも汚しているのが見て取れた。 なんだよ、誠意どころか顔に泥を塗ってるだけじゃんか、私は……! 埋葬すらできないという無力感でいっぱいになり、握られた拳は震えて、しかしどこにもぶつけようがなかった。 自分は何の役にも立てないのか。仲間も、目の前にいる恩人でさえ救えない。何もしてやれない。 言葉だけで理想を抱えて、現実を見ようとしない臆病者…… ハクオロの言葉が今更のように突き刺さる。 そればかりか、疑いかけもした。 最低だ…… その思いでいっぱいになり、魅音はうなだれて体育座りの格好で膝に顔を埋めた。どうしようという問いだけが彼女にはあった。 トウカは諦めて、このままハクオロを追うべきか。こうなったのは仕方ないんだと自分を納得させて次に繋ぐべきなのか。 所詮自分は青臭い若造に過ぎず、己の分というものをわきまえて行動するべきで…… 半ばそうするしかないんだという思いで顔を上げる。まだ先程までと同じく、横たわったままのトウカの姿がそこにあった。 結局、自分は間違っていたのか。その重たさだけを頭に残してデイパックを拾おうとしたとき、そういえばと思うことがあった。 ハクオロは懐中電灯ではなくランタンを持っていた。支給品なのかと思って尋ねると、そうではなさそうだとハクオロが返答していた。 自分のデイパックにはランタンはない。……国や地域に合わせて、明かりは違うものが支給されているのだろうか? 見たところハクオロはどこか田舎のような服装だったし、何より自分の懐中電灯に対して、それは何だという質問さえ返ってきた。 自分の推測は間違っていない。いや違う、そんなことは問題ではない。ランタンには火が灯っていた。 火……そう、何も死者を埋葬するには土葬だけではない。火葬があるではないか。 「どうしてこんなことに気付かなかったんだろう……は、バッカじゃないの、私」 土葬に拘っていた自分の馬鹿さ加減に呆れる。死者を弔うといえば土葬だと何も考えずに思っていたからか。 大体、日本の葬儀形態は火葬が多いというのに。こんな異常な状況に巻き込まれて頭が回らなくなったか。それともあの惨劇を乗り越えて頭が平和ボケしてしまったのだろうか。どちらにせよ、ようやく目が覚めたのには違いない。 澱んでいた脳が働き始め、靄が晴れていく感覚が魅音の中に戻ってくる。ひとつの視点に拘らずもっと別のものを見るべきだったのだ。 なるほど、こんなボケた頭で皆が救えるはずもない。諦めさえ覚えていたわけだ。苦笑する魅音の瞳には再び活気が宿っていた。 情けない。寧ろこの状態で皆に会わなくて良かったとすら思う。特に圭一あたりには馬鹿にされるのが目に見えるようだ。 こんなことでヘタレてどうする。お前は一体誰だ? 圭一の叱咤が脳裏に響く。答えなど決まっている。 「私は園崎家次期頭首、園崎魅音……」 園崎という名字の意味を確かめるように、魅音は声に出して呟いた。 そう、自分はこれでいい。無力でも皆の先に立って進む。そうすることでついてきてくれれば、それでいい。 そのためにも投げ出してはいけないのだ。ここで諦めて、割り切って出来ないと目を逸らして、誰がそいつについて行くだろうか。 誰もついてきてくれるはずはない。人への敬意を忘れた人間に、誰もついてくるはずはない。 例えそれが傍には無駄の多すぎる行動と見られるとしても、これが自分の信条。曲げたくないし、曲げるわけにはいかない。 ……バカだと思うけど、みんな、それでいいんだよね? 圭一。レナ。沙都子。梨花。詩音。 全員が一様に頷き、それでいいと自分の背中を押してくれている。トウカも仕方ないという風に口もとを緩めて、笑みの形にしてくれている。 無力で萎んでいた全身の筋肉に血が行き通り、体に熱が伝わっていく。 今の自分にはライターもない。あったとしても、それで十分でないことは分かっている。 なら、火のあるところまで運ぶだけだ。遺体が多少傷むかもしれないが、このままにしておきたくない。何より、自分のためにも諦めたくない。 魅音はデイパックを肩にかけると、続いてトウカの体を背負おうとする。 しかし男に比べて軽いはずのトウカの体でも、魅音も女性であり鍛えていても背負うのに苦労する。 ようやく背負ったものの、一歩を踏み出すだけでも重く果たして森さえ抜けられるか分かったものではない。 ちょっとやばいかなぁ……でも、いいんだ。私の行動、間違ってなんかない。今度は絶対、胸を張って言える。 「よーし、おじさんちょっと本気出しちゃおっかなー……」 確かな実感を持ちながら、魅音は気合を入れて歩き出そうとしたときだった。 「待て」 「……ハクオロさん?」 何者かに呼び止められ、魅音は思わずそちらを振り向く。危険人物ならどうしようかと危惧したのも一瞬、そこには見知った顔があった。 先程別れてきたはずのハクオロが目の前に立っていたのだ。確かに、線路沿いに歩いていったはずなのに。 目をしばたかせていると、ハクオロは魅音の背中に近づき、トウカの体をその背中に抱えた。 ハクオロの行動がどういう意図なのか分からず、呆然とその顔を見た魅音だったが、ハクオロは苦笑を浮かべるだけだった。 そのまま何も言わずハクオロは魅音の後ろにつき、さあ行けと促しているように顎を動かした。 何があったのだろう。疑問が魅音の頭の中を過ぎったが、戻ってきたという事実は確かなようだった。 ……私と一緒、ってことでいいのかな、とりあえず。 目の前の不器用な男は仮面に紛れて表情を見せてはくれない。尋ねてもしばらくは答えてくれなさそうな雰囲気はあったし、考え方の違いを認識したときのわだかまりも胸の内に残っている。しかし、それでも仲間なんだという思いが魅音に少しの安心感を持たせた。 「トウカさん、火葬したいんだ。ハクオロさん、火は持ってるよね」 「ああ」 「それだけじゃ足りないと思うから、とりあえず燃えそうなものも探したいんだ」 「なら、ここの枯れ枝や枯れ葉を集めるといい。……だが、ここで燃やすなよ。火事になる恐れがある」 「そうだね。取り合えず森を抜けよう。集めるのはそれからでいいよね」 頷いたハクオロはそれ以上語ろうとはしなかった。 だが今は目的が一致している。ならいい。文句は言わない。言うとしてもトウカの火葬を終えた後だ。 魅音が歩き始めると、それに合わせてハクオロも歩き出したようだった。 まだお互いの腹の内は分からない。分かり合えるかどうかも分からない。 でも、チャンスは与えられた。話し合う機会が生まれたことは確かだった。 やはり間違ってはいなかったという思いが、魅音の中に根付いていた。 * * * 先を歩き出す魅音の背中はぴんと張っていて、トウカが死んだ直後の所在無さは微塵も見られない。 自分の進むべき道を見出した者の、決意を秘めた背中だった。 自分自身はどうだろうか。こうして戻ってきた自分は、まだ迷っているのだろうか。 これで良かったのだという思いがある一方、甘すぎるという自分が厳しい目で見ているのも事実。 しかし、本心で行動したのだけは間違いがなかった。 偽らず、誤魔化さず、心の思う通りに行動したのだけは間違いない。 それが正しいのかどうか……まだ分からないし、一度は背を向けていた自分が胸を張れるわけもない。 だが、お陰でこうして魅音と向き合う機会はできた。別れたきりということにならずに済んだ。 そんなことになってしまっては、寂しすぎる。……そうだな、トウカ? 背中によりかかるトウカもまた、答えようとはしない。 ハクオロはただ苦笑して、ずれかけていたトウカの体を背負い直す。 そう、今のトウカはもう答えてはくれない。だが自分の中の、記憶に残るトウカは、確かに自分に語りかけてくれた。 一度別れたあと、ハクオロは線路沿いに歩きつつ、ふとトウカが残した剣に、まだ彼女の血がついていることを思い出した。 血がついたままの剣では切れ味が悪くなってしまうし、ここから先で人と会ったときに悪印象を持たれてしまう。 だがそれを拭く布を持っているはずもなく、已む無く自らの服の裏で拭うことにした。 人に見られてしまう可能性はあるが、このままにしておくよりはと考えた結果だった。 いざ拭こうと思い、しゃがみ込んでから刀身を見たとき、そこには映る自分の顔と……そしてトウカの顔もが映っていた。 いいのですか、とトウカが尋ねてくる。 これでいいんだとハクオロは返す。こうしなければ誰も守れはしないのだから、と。 そうではないのです、と刀身に映るトウカの姿が消え、代わりに先よりはっきりした声を頭に響かせる。 ――これが、本心なのですか。 「……」 今度は、すぐに返せなかった。理屈で答えればいい問いではなく、心に問うもの。 そう、今までの思考で自分の心で考え、答えた部分などない。 全てが理屈で、合理ばかりの心のない返答。 ――聖上の御心のままに進めばいいのです。 今度は頭の中に現れたトウカの顔は柔らかく表情を緩め、笑みの形を浮かべていた。 ハッとして、ハクオロはまだ剣に付着しているトウカの血を見る。 道を違えてはならない。 そう叫んでいたはずの言葉が、別の意味を以ってハクオロのうちに語りかけている。 理屈だけでも、感情だけで進んでもならない。自らが決めた、己の信義に従って行動するのが道。 それだけは間違えてはならないと語りかけている。 ハクオロの中にもう一度、今のままでいいのかという問いが湧き上がる。 このまま仲間に再会したとして、トウカを捨て置いたと知られれば、きっと自分は罵られてしまう。 主と認めてきたハクオロというのはこんな人物ではなかったと失望されてしまう。 生き方は変えなくていい。誰かの死を受け止めながら進む、その上で時には冷たい決断をしなければならないことも、変える必要はない。 だがそれは、これが自分の本心だと納得したときだけではないのか。今の自分は、本心にさえ背を向けているのではないのか。 心のままに――剣となっているトウカも、今の自分を諌めようとしてくれている。 このままではいけない、これでは情けなさ過ぎるという思いが突き上げ、素早く服の裾裏で血を拭ったハクオロは、決然とした意思を以って立ち上がる。 行こう。まだ魅音はいるかもしれない。 戻ったとて、一度生じた溝は埋まらない。しばらくは他人の時間が続くかもしれない。 しかし、それでも……このまま何も分かり合えないままに離れてしまうのは寂しすぎる。 そんなのは、御免被る――本心に衝き動かされ、ハクオロは踵を返し、元来た道を戻ることにしたのだった。 それで今に至ることになった。魅音と再会したとき、ハクオロが苦笑したのはそのような経緯があったからだった。 この空白の時間が無為だったのは事実だ。だがそれ以上に、心を無為にせずに済んだという思いがあった。 魅音はまだ自分を仲間だと認めてくれているだろうか。 自信が持てず、結局は無言のままにしてしまったが、それでもトウカを弔ってやりたいという目的は一致している。 己の本心を見失わず、今は進めばいい。それだけを思って、ハクオロは魅音の後ろを歩き続ける。 暗かった森の中に、徐々に色が差してきている。 時刻は、もうすぐ朝を迎えようとしていた―― 【A-6 線路沿い/一日目 早朝】  【ハクオロ@うたわれるもの】  【装備】:ガイルの剣@ポケットモンスターSPECIAL スモーカー大佐の十手@ONE PIECE  【所持品】:大型レンチ@BACCANO!、ミュウツー細胞の注射器@ポケットモンスターSPECIAL、基本支給品一式、不明支給品0~2個(確認済み)  【状態】:健康 体に僅かに痛み トウカの遺体を背負っている 服の裏にトウカの血がこびりついている 【思考・行動】  1:ギラーミンを倒す  2:仲間(魅音の仲間含む)を探し、殺し合いを止める。全てを護り抜く。  3:トウカを弔う。 4:ミュウツーに対して怒りの念。  【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】  【装備】:空気ピストル@ドラえもん  【所持品】:排撃貝@ONE PIECE、基本支給品一式  【状態】:健康 体にやや痛み 悲しみ  【思考・行動】  1:仲間(ハクオロの仲間含む)を探し、殺し合いを止める  2:詩音と沙都子にはやや不安。  3:トウカを弔う。火葬するつもり  4:線路を辿って駅に向かう?  5:ミュウツーに対して恐怖。  6:死者に対しては誠意を以って対応する ※本編終了後の参戦です。雛見沢症候群の事を知っています。  ※注射器の説明書を2人はまだ見ていません。 時系列順で読む Back Believe Next たった少し希望と不器用な優しさと 投下順で読む Back Believe Next たった少し希望と不器用な優しさと Back Next 我はここに在り ハクオロ 非情な覚悟と揺れるココロと 我はここに在り 園崎魅音 非情な覚悟と揺れるココロと
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Beyond the Bounds ビヨンド ザ バウンズ 収録作品:ANUBIS ZONE OF THE ENDERS[PS2] 歌:木村真紀 作詞者:Scott Dolph、新谷早苗 作曲者:桐岡麻季 編曲者:久米大作 概要 本作の主題歌。PVやオープニングデモ、スタッフロールで使われた。 フィンランド語をベースに創作された造語による歌曲で、サビの部分は英語が使われている。 歌詞のイメージはこのゲームの設定のモチーフとなった、エジプト神話をもとにしており、冥界の裁判である心臓とマアトの羽根の秤のエピソードなどが、歌詞に入っている。 テクノ調の疾走感のある曲であり、呪文のような造語のスキャット、開放感のあるサビ、間奏におけるバイオリンの演奏など曲自体の完成度はとても高いものであるが、何よりもこの曲の一番の魅力は、PVやオープニングデモの映像と非常に親和していることであり、PVやオープニングデモでこの曲を聴いて、このゲームに引き込まれたという人は多いと思われる。 またゲームでは「Air Fight」など、この曲のフレーズを使用した楽曲も多数収録されている。 このゲームのサントラには「Beyond the Bounds(Mitsuto Suzuki 020203 Mix feat.Sana)」というリミックスが収録している。 こちらは鈴木光人氏が編曲しており、ボーカルはSanaが担当している。 当初、こちらのバージョンは本編未使用でサントラ限定のゲーム未収録曲であったが、その後に発売されたグレードアップ版「Special Edition」で裏オープニングテーマとして使用されている(ゲーム初出としてはヨーロッパ版からの逆輸入)。 さらに、音楽ゲーム『pop'n music 8』のPS2移植版でもこのリミックス版がジャンル名「アヌビス」として収録され、担当キャラクターとしてディンゴ ケンも登場している。 なので未収録曲無効な場合、こちらのバージョンを投票する時はゲーム名に「Special Edition」ときちんと補足を入れるか、『pop'n music 8』の名前で投票した方がいいだろう。 またこのゲームは小島プロダクション制作のため、『メタルギアソリッド4』などのメタルギアシリーズで隠し曲として聴くことができる。 『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』では難易度Hardで全てのミッションをクリアすると、アレンジアルバムに収録されていた「Beyond the Bounds feat. K Á R Y Y N - Eshericks Remix -」の音楽テープが手に入る。 過去のランキング順位 第3回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 61位 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 271位 第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 83位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 50位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 61位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 123位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 163位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 369位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 283位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 152位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 614位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 339位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 219位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 523位 みんなで決めるゲームソングBEST100 7位 第2回みんなで決めるゲームソングBEST100 10位 第3回みんなで決めるゲームソングBEST100 52位 みんなで決めるKONAMIのゲーム音楽BEST100 5位 みんなで決めるオープニングBGMベスト100 41位 第2回みんなで決めるオープニングBGM100 48位 みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング 190位 みんなで決めるプレイステーション2BGMランキング 14位 みんなで決める2000年~2007年の名曲ランキング 182位 歌詞 以下のページを参照 別窓開きます。 サウンドトラック ANUBIS ZONE OF THE ENDERS ORIGINAL SOUNDTRACK Beyond the Bounds~Theme from”ANUBIS” ZONE OF THE ENDERS ReMIX EDITION 「Beyond the Bounds feat. K Á R Y Y N - Eshericks Remix -」が収録。
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朝比奈さんは、未来人である。 朝比奈さんの大人版も会った。 俺は、いつまでも抱き締めたかった… だけど、時間はあるのだろうか… 張り裂けそうになる胸をあなたに差し出して… キョンくんは、普通の男の子。 キョンくんは、優しい人で安心したよ。 わたしは、遥かな宇宙からやって来たような気分になって来た… 悲しみはそこから始まり、愛しさがそこに帰れるよね… あなたが望む全てだから離れても変わっても見失っても 輝きを消さないで 俺は朝比奈さんを見てると癒される 夢と言う風に導かれてるような感じがした… 生きてゆけるのなら…いつかまた戻れる日あるんですか? 朝比奈さん ああ メビウスの宇宙を越えて いくつかの出会い繰り返す BEYOND THE TIME 私はあなたを愛してました…だけど、私は未来人… あなたとは付き合えない… あなただけが真実つかんでいました はかなくて激しくて偽りのない まなざしを閉じないで 生きて下さい… 朝比奈さん…俺が言いたいのをあなたへ届けて下さい You can change your destiny 時の向こう You can change your future 闇の向こう We can share the happiness 探してゆく 許し合えるその日を… キョンくん、私の思いをあなたへ… You can change your destiny 時の向こう You can change your future 闇の向こう We can share the happiness 探してゆく 愛しあったあの日を… ああ もう一度あなたに 巡り会えるなら メビウスの宇宙を越えて BEYOND THE TIME みくる「ありがとう、さようなら…キョンくん…あなたと会えて本当に良かったです。」 キョン「ありがとう、さようなら…朝比奈さん…良い思い出が出来て良かったです。」 ――「ありがとう」は魔法の言葉 ――「さようなら」は絶対無い…まだ会えますよね… 完
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Beyond the Eternity RitaとMintJamによるコラボレーションマキシシングル。 2010年5月5日リリース。 M3-2010春にて頒布。レーベルはAND-T。 ・収録曲 1. Beyond the Eternity 作詞 TERRA 作曲 a2c a2c曰く、テーマは太陽の寿命。 『もしも太陽の終焉が来て、その時に移住可能なスペースコロニーなどがある時代に生きていたとしたら』が曲のイメージ。 2. Destination(Rita ver.) 作詞 TERRA 作曲 setzer 編曲 setzer 3. Destination(TERRA ver.) 作詞 TERRA 作曲 setzer 編曲 TERRA 4. Beyond the Eternity (with Rita) 5. Beyond the Eternity (with TERRA) 6. Beyond the Eternity (backing track) 7.Destination (Rita ver. backing track) 8. Destination (TERRA ver. backing track)
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朝比奈さんは、未来人である。 朝比奈さんの大人版も会った。 俺は、いつまでも抱き締めたかった… だけど、時間はあるのだろうか… 張り裂けそうになる胸をあなたに差し出して… キョンくんは、普通の男の子。 キョンくんは、優しい人で安心したよ。 わたしは、遥かな宇宙からやって来たような気分になって来た… 悲しみはそこから始まり、愛しさがそこに帰れるよね… あなたが望む全てだから離れても変わっても見失っても 輝きを消さないで 俺は朝比奈さんを見てると癒される 夢と言う風に導かれてるような感じがした… 生きてゆけるのなら…いつかまた戻れる日あるんですか? 朝比奈さん ああ メビウスの宇宙を越えて いくつかの出会い繰り返す BEYOND THE TIME 私はあなたを愛してました…だけど、私は未来人… あなたとは付き合えない… あなただけが真実つかんでいました はかなくて激しくて偽りのない まなざしを閉じないで 生きて下さい… 朝比奈さん…俺が言いたいのをあなたへ届けて下さい You can change your destiny 時の向こう You can change your future 闇の向こう We can share the happiness 探してゆく 許し合えるその日を… キョンくん、私の思いをあなたへ… You can change your destiny 時の向こう You can change your future 闇の向こう We can share the happiness 探してゆく 愛しあったあの日を… ああ もう一度あなたに 巡り会えるなら メビウスの宇宙を越えて BEYOND THE TIME みくる「ありがとう、さようなら…キョンくん…あなたと会えて本当に良かったです。」 キョン「ありがとう、さようなら…朝比奈さん…良い思い出が出来て良かったです。」 ――「ありがとう」は魔法の言葉 ――「さようなら」は絶対無い…まだ会えますよね… 完